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Meta広告を自社でやるとどうなる?インハウス化のリアルを公開!

Posted by 脇坂まみ on Feb 4, 2025 9:00:00 AM

広告運用を外部の代理店に委託している企業は少なくありません。しかし、昨今では広告運用をインハウス化する動きが高まっています。

私たちの部署でも、Meta広告を内製化で進めてきました。その理由はリソースの問題と、自社ノウハウの蓄積のためです。しかしながら、広告運用の知識が全くない状態でのスタートは決して簡単ではありませんでした。

本コラムでは、私たちの経験をもとに、インハウス化の苦労や打開策、メリットとデメリットについてお伝えします!

 

目次

苦戦したこと

改善のために実施したこと

メリット

デメリット

まとめ

 

苦戦したこと

インハウス化の初期段階で最も苦戦したのは、専門的な知識の不足です。広告運用の専門用語やプラットフォームの使い方を学ぶだけでも大変でした。また、ターゲット設定や予算配分といった戦略的な部分においても試行錯誤が続きました。

さらに、広告運用は日々変化するため、最新のトレンドを追い続ける必要があります。運用を始めた当初は、効果測定や改善のサイクルを回すスピードが遅く、思うような成果が出ないことに焦りを感じる場面も多々ありました。 

 

スクリーンショット 2025-01-28 100552出典:「運用型広告、BtoB企業の半数以上がインハウス化という調査結果に」(Unyoo.jp/株式会社アタラ)

                

改善のために実施したこと

■外部セミナーやオンラインスクールを活用

まず、基礎知識を身に付けるため各広告代理店が開催している無料セミナーや個別相談をはじめ、個人的にはWebマーケティングスクールを受講するなど、専門家のアドバイスを得られる場を積極的に活用しました。

広告運用にお勧めのWebマーケティングスクール

 

■クリエイティブの見直し

一通り基礎を習得し、PDCAを回していくなかで最も重視した点はクリエイティブです。とりわけMeta広告はクリエイティブが重要なので、他社のクリエイティブをリサーチし、「誰に」「何を」伝えたいのか明確化できるよう取り組みました。

 

■通算予算と日予算の使い分け

通算で予算設定を行うと早々に予算を使い切ってしまうことがありました。これは私の運用感覚ですが、1ヶ月以上配信する場合は通算予算、それ以下(例:10日程度)であれば日予算で調整する運用をお勧めします。

                                  

メリット

■コスト削減

最も分かりやすいところでは、代理店に支払う手数料を削減できる点です。広告出稿料が増えれば増えるほど、手数料も比例して増額されるため、場合によっては運用スキルのある従業員を採用した方が良いでしょう。

 

■スピード感の向上

社内で意思決定が完結するため、広告の修正や新規キャンペーンの立ち上げが迅速に行えます。広告だけでなく、Webマーケティングは運用しながら最適解を導き出す施策なので、出た結果に対して次はどのようなアクションを起こすかというサイクルスピードが重要です。

 

■ノウハウの蓄積

こちらが一番のポイントと言えるかと思いますが、社内にスキルや知識が蓄積されることで、長期的な運用力が向上します。仮説~改善までを自分たちで行うことで、よりユーザー理解が深まります。これは代理店に丸投げしていると得られない財産です!

                                 

 

デメリット

■人材育成のコスト

社内に知見のある人材がいない場合、外部の教育研修や伴走サービスのある支援会社に協力を求める必要があります。

 

■人的リソースの確保が困難

広告運用を効果的に行うには、キャンペーンの設計、運用、分析、改善まで多くの作業が求められます。特にリソースが限られている企業では、他の業務と広告運用を両立させることが難しい場合があります。

 

■情報の内向化

広告代理店は様々な業種のクライアントを抱えており、広告プラットフォームの最新情報や業界動向に精通しています。一方、内製化の場合、外部ネットワークへのアクセスが減少し、トレンドのキャッチアップが難しくなる可能性があります。また、社内に知見のある人材がいない場合、担当者が誰にも相談できないという事態に陥ることも考えられます。

 

 

まとめ

広告運用のインハウス化は、一筋縄ではいかないプロジェクトです。しかし、正しい準備と改善を重ねることで、コスト削減や運用のスピードアップといった多くのメリットを得ることができます。

これからインハウス化を検討している企業にとって最も大切なことは、最初から完璧を目指さないことです。まずは小さく始め、試行錯誤を繰り返しながらノウハウを蓄積していくことが成功への鍵です。

また、インハウス化がすべての企業に適しているわけではありません。現況や今後の事業計画に合わせ、自社にとって最適な選択をしていただければと思います。

 

 

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Topics: デジタルマーケティング, Web広告, 広告運用, Webマーケティング, PDCA, Meta広告, Facebook広告, インハウス化, コスト削減, B to B