突然ですが、皆さんメルマガ運営は得意ですか??得意なご担当者様は笑って読み進めてください(笑)!私自身、メルマガを担当してまだ8ヶ月ほどですが、日々難しさを感じています。
今回は、未経験から始めた私のメルマガ失敗談を3つご紹介したいと思います!本当はもっとありますが、、、笑)その失敗を振り返り、原因を分析して改善してきたおかげで、少しずつですが効果的なメルマガ運営のコツを掴みつつあります。メルマガ担当になったばかりの方は是非、運営の参考にしていただければ幸いです。
目次
失敗談その①
CTAをいくつも設置した結果・・・
メルマガの目的は、最も起こしてほしい行動を促すことです。その手段としてCTA(Call To Action)を活用しているのですが、私はある点で大きな勘違いをしていました。当時、一番の悩みはクリック率が悪いことだったのですが、「クリックする箇所を増やせばクリックが増えるのでは?」という仮説を立て、何度か実行してみました。結果は、、、お察しの通り散々たるもので、クリック率は0.2%程度でした。マケフリによれば、一般的にB to B向けメルマガのクリック率は0.8~1.5%と言われているので、かなり低いですね。
引用:cuenote「メルマガのクリック率の平均は?
この失敗から分かったことは、ユーザーに取ってほしい行動はFV(ファーストビュー)で完結させること、すなわち「CTAは基本的に一つに絞る」です。メルマガを全て読んで下さる方はほとんどいません。また、遷移先のページへ移動した後に再びメルマガに戻ってくる方もほとんどいません。更に言えば、CTAを複数設置することで、結局何が言いたいのか伝わりづらくなり、離脱やオプトアウト(配信停止)に繋がってしまうのです。伝えたいことを一つに絞ったところ、クリック率が1%以上まで改善したので是非試してみてください!
失敗談その②
テキストが長すぎた結果・・・
こちらは、その①と少し被りますが、単純に長いと離脱されやすいです。取ってほしい行動を促す前に離脱されてしまうと非常に勿体ないです。メルマガの最適な文字数は*800~1,000文字と言われており、時間にして3分程度です。
あれもこれも伝えたい気持ちをグッと堪え、最も伝えたいメッセージを冒頭に配置し、詳細な説明はリンク先に誘導するなど、読者が「すぐに読む気になる」構成を意識した結果、改善できました。この点はクリック率にも影響するため、とことん読者の行動を推測してユーザーファーストを心がけましょう!本当にFVは大事です!!
*ビズクロ(メルマガの最適な文字数とは?ユーザーに読まれる文面作成のコツ)より一部抜粋
失敗談その③
ターゲットをセグメントしなかった結果・・・
メルマガ運営では、「読者に合わせた内容を配信すること」が重要だと言われています。開封率やオプトアウトにも関わるためです。私は始めの頃、内容に関わらず全ての読者に配信していました。すると、毎回オプトアウトが0.5%程度出てしまう状況でした。平均的なオプトアウト率は*約0.25%程度なので、やはり多いですね、、。
興味のない話題が送られてくれば「自分には関係ない」と感じるのは当然ですよね。そこで、過去のデータからそれぞれに合ったコンテンツを配信するようにしたところ、オプトアウト「ゼロ」を実現できました!メルマガは一方的な発信ではなく、読者とのコミュニケーションです。そのためには、読者を理解し、ニーズに応える内容を届けることが成功への近道だと強く実感しました。
*kreisel(メルマガの効果測定に重要な6つの指標と配信効果を高める3つのコツ)より一部抜粋
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した3つの失敗談は、私が実際に経験したものです。振り返ってみると、どれも「読者目線を忘れていたこと」に原因がありました。メルマガ運営では、配信者の視点ではなく、読者の立場に立つことが何よりも重要です。CTAを絞ることで迷わせない工夫、テキストを簡潔にして途中離脱を防ぐ工夫、ターゲットを適切にセグメント化することで読者に響く内容を届ける工夫――これらはすべて、読者への思いやりから生まれるものです。もちろん、メルマガ運営に失敗はつきものですが、その失敗を学びに変えることで、より良い配信ができるようになります。読者の反応を見ながらPDCAを回すことが成果につながる近道です。
このコラムが、皆さんのメルマガ運営に少しでも役立てば幸いです。そして、失敗を恐れず挑戦を続けることで読者との信頼関係を築き、成果を上げていきましょう!
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