2023年度、国内企業のRPA導入率は14.16%、中小企業のなかでは7.44%、大企業のなかでは24.78%
RPAの満足度は「大変満足」「満足」と満足している方は57.38%、「不満」「とても不満」と不満に感じている人は2.91%に留まった(「RPAの活用」実態調査【スターティアレイズ調べ】より一部抜粋)
RPAに挑戦したいと思っても「どうやってはじめたらいいかわからない」「どうやって学習すればいいかわからない」という方のために、どうすればRPAを活用できるようになるかを解説します!
こちらの記事で紹介しておりますので、是非ご覧ください!
未経験からRPAを使いこなすための勉強や学習方法についてご紹介します。
★Power Automate for Desktopを使用した弊社のRPA研修はこちら
インターネット上で公開されているオンライン学習講座やスクールを活用すると、場所や時間にとらわれずに自分のペースでRPAを学べます。
映像で配信されている講座では、実際にRPAを操作している現場を見ながら学習できるため初心者にとって分かりやすいです。また、リアルタイムのオンライン講義では、チャットやテレビ電話などを使って講師とコミュニケーションを取りながらRPAについて学習できます。
RPAの学習者を対象とした勉強会や研修に参加することも、未経験者にとって効果的です。勉強会や研修に呼ばれたプロの講師から直接教えてもらうことで、より実践的なスキルを学べます。
勉強会や研修に参加している、ほかの学習者とのコミュニケーションも図れるため、学習のモチベーション向上にもつながるでしょう。
弊社では、モチベーションに特化した研修もあるため、活用するのも手です!
本や書籍を使った学習も未経験者にとって効果的です。学習にかかるコストが低く、自分のペースで学べる点が書籍による学習の大きなメリットです。
初心者向けのおすすめ書籍としては、以下の2冊が挙げられます。
・『いちばんやさしいRPAの教本 人気講師が教える現場のための業務自動化ノウハウ』
無料のトライアル期間を設けているツールもあります。
実際に操作することで、各種RPAツールの使い方を学ぶことはとてもおすすめです!
無料で使えるRPAはこちらでご紹介しています!
WinActorやUiPathなどのツールは、ベンダーがWeb学習サービスを無料で提供しています。
既に市場ではかなり実績のあるRPAツールの学習サービスであり、体系的に学ぶことができます。
RPAを使いこなすために、現時点でどんなスキルが必要になるか解説します。
RPAとなると「VBAを使える必要はあるか?」と聞かれることがよくあります。
結論からすると「使えた方が習得は早いけども、必要ではない」です。
Accessに関しても同様に触ったことがない人でも十分RPAは使いこなせます。
ただし、Excelは自動化する対象業務となるため、関数を理解していることは必要となります。
RPAを使えるようになったとしても、そもそもExcel側で関数を組んだ方が効率的ということは多々あるため、あくまでRPAをツールのひとつとして捉え、業務の全体最適を考える必要があります。
RPA人材は現状の業務課題を把握し、課題解決に向けてRPAを有効活用し業務を効率化します。
RPA導入の際、一つの部署の業務の自動化だけでなく、複数の部署に関わる業務を自動化する場合もあります。
そのような時は、業務管理がきちんとできていないと、RPAを導入しても得られる効果は小さくなってしまいます。
RPAの導入には、あらゆる部署が関わります。
そのため、RPA人材にはコミュニケーション能力が必要となります。
円滑に現場とコミュニケーションが取れれば、現場でヒアリングをする際や何かトラブルが発生した時にも迅速に対応できます。
業務を改善して効率化するには、既存の業務を洗い出し、見直して改善の余地がある課題を見つける力が必要です。
「既存の業務を効率化するには何をすべきか」を考えて行動できるRPA人材は、より業務の効率化を促進できます。
RPAは導入することがゴールではなく、導入後にRPAを活用して業務を効率化させることです。
そのため、RPA人材には業務を効率化するための最適な手段を検討できる柔軟性が必要です。
自動化することではなく、そもそも必要のない業務がみつかることはよくあります。
仮にRPAの導入が最適ではない場合に、別の選択肢などを考えることができる柔軟性も必要になります。
業務の効率化や改善に興味があり、自分の力で自動化が進んでいくことを楽しめる人が向いている人と言えます。
そのため、定型業務をたくさん抱えている方の方が、自動化される楽しみをより実感できます。
ITが得意な方ではなく、苦手意識がある方であってもRPAが得意とする定型業務を実際にやっている方の方が向いていると言えます。
RPAの導入は手段であって目的ではありません。
本来の目的は、業務の効率化や改善であり、RPAによって生まれた余力を別の仕事に割り当てて、全体としての生産性の向上につながります。
RPA人材には、社内体制構築から導入ツールの選定・フローの作成・保守運用・効果検証まで、さまざまな役割が求められます。
RPAを用いることで業務プロセスの自動化が可能であり、定型業務などの効率化、ひいては人員の最適配置にもつながります。
これからもRPAの需要は続くと考えられ、将来性のあるスキルです。
最新技術に触れられることから、キャリアアップのためにもお勧めできる分野です。
ただプログラミング知識はいらないものの、ある程度のカンコツが必要になります。
独学で自信がない方は、プロの手を借りることも検討しましょう!