今回は、Microsoft FormsとPower Autmateを使って、アンケート回答者へを自動返信メールを送る方法についてお届けします。
RPAを学ぶことは、業務効率化のスキルを身につけるだけでなく、職場での価値を高める大きなチャンスでもあります。
DXが進む現代において、迅速で正確な業務遂行を求められています。その中でRPAのスキルを持つことは、手作業による時間のかかる業務を自動化し、ミスを減らすだけでなく、業務プロセス全体の改善にも貢献できる強力なツールとなります。
RPAを学ぶことは、IT部門に限らず、あらゆる職種で求められるスキルとして重宝されるでしょう。
Microsoft Formsは、顧客アンケートやフィードバックの収集に便利なツールですが、回答後の顧客対応が手動だと、迅速な対応が難しい場合があります。例えば、フォームへの回答を受け取る度に手動でメールを送信するのは手間がかかります。
Microsoft FormsとPower Automateを組み合わせることで、フォームの回答受信後に自動でメールを返信するシステムを構築できます。
フォーム回答の受信データをトリガーとしてメール送信プロセスを自動で開始することが可能です。
1.フロー名を設定2.「新しい応答が送信されるとき」を設定3.「応答の詳細を取得する」>「フォームID」「応答ID」を設定4.「動的なコンテンツの追加」で「Office365Outlook」>「メールの送信(V2)」
を設定5.「メールの送信(V2)」>「宛先(アンケート結果のメールアドレスを選択)」
「件名(例:アンケート結果ありがとうございます)」「本文(パラメータで、宛先(会社名、氏名)を入力、本文を入力)」を設定
⇒アンケートに回答して、自動メールが来るか確認します
この仕組みを使うことで、例えば「回答ありがとうございます」というカスタマイズ可能な返信メールを即座に送信でき、回答が完了したことを確認できます。
Microsoft FormsとPower Automateとの組み合わせにより、自動返信メールシステムを構築することで、迅速な顧客対応が可能になります。
手動でのメール返信が不要になることで、顧客(回答者)が、Microsoft Formsアンケートへの回答が完了したことを確認でき、業務効率化とコスト削減できます。