勤務先で、Microsoft365を使っていて、ライセンスやツールをMicrosoftに寄せたい場合や、コストをかけずに、非エンジニアでRPAを活用して業務効率化を図りたい場合、他社製品のRPAからPower Automateへの移行を検討することになります。とは言え、自動コンバートツールはないので、コストと労力を要します。
今回は、移行するメリットとデメリットについて取り上げます。
WinActerやUipathなどのツールから、シナリオ(フロー)を自動でPower Automateへ変換する、というツールはありません。多くの場合、「仕様を読み解いて、Power Automate、または、Power Automate for desktopで作でり直す」ということになります。
Microsoft 365との統合メリットの代表的な例は以下のとおりです。
他社のPRAとPower Automate(Power Automate for desktopも含む)とは、機能が違うので、移行を進める上で、デメリットや課題が出てきます。
その機能に当てはまるフローがない、今まで、上手く動作していたのに、Power Automateで実装しようとすると動かない、というものです。
移行しやすいパターンと注意が必要なポイントです。
海外の企業が提供している移行ツール・サービスです。
日本でも、Blueprintを活用して、Power Automateへの移行を支援している企業がいます。
一定規模以上のRPAの場合、Power Automateの知見を持つシステム会社や、専門の会社に相談してみるのも選択肢のひとつです。
Power Automateへ移行する際に抑えておくべきチェックポイントをまとめました。これらの条件を考慮して、メリットが大きいと判断できれば、移行を進めてもいいでしょう。
「この作業も自動化できるかな?」というご相談や、部署全体での内製化に向けた研修も承っています。