コラム

【中小企業向け】デジタルマーケティングの始め方

作成者: デジタル戦略推進室|Oct 22, 2024 5:00:00 AM

「中小企業ではデジタルマーケティングとは無縁だ」「デジタルマーケティングはお金がかかるからできない」などの声をいただくことがよくあります。

確かに、大企業と比較すると中小企業でデジタルマーケティングを活用できている例は多くありません。

しかし、他の中小企業が手をつけていない今だからこそ、デジタルマーケティングに取り組み、他社と差別化をはかるべきと私は考えています。

 

今回は「【中小企業向け】デジタルマーケティングの始め方」というテーマです。

中小企業におけるデジタルマーケティングの課題と、今すぐ取り組むべき施策について解説していきます。

 

目次

中小企業におけるデジタルマーケティングの課題

 人材不足

 予算不足

 経営者の理解不足

 デジタルマーケティングの知識不足

中小企業でまずやるべきデジタルマーケティング施策

 自社サイト作成

 メルマガの活用

 SNSの活用

まとめ

 

中小企業におけるデジタルマーケティングの課題

まずは、中小企業によくあるデジタルマーケティングの課題を4つご紹介します。

人材不足

 

中小企業では、人材不足に悩まされているケースが多く見られます。

人材不足のため、担当者が複数の業務を兼任しており、新しいことにチャレンジする時間がとれないこともあります。

 

予算不足

 

予算も限られており、目先の主要事業を中心に投資をされるケースが多いです。

デジタルマーケティングは短期間で効果が出るものではないため、投資の優先順位が下がり、結果的に毎年デジタルマーケティングに予算を使うことができなくなります。

 

経営者の理解不足

 

中小企業では、社長や経営者が予算の全権限を握っているケースがあります。

経営者がデジタルマーケティングについて理解がないと、予算が承認されず、取り組みが進まないことも多々見受けられます。

 

デジタルマーケティングの知識不足

 

デジタルマーケティングに知見があるメンバーが少なく(またはおらず)、デジタルマーケティング施策を実行していても、結果が伴わないケースがあります。

マーケティング部門自体が存在しないケースや、そもそも経営者・採用担当者がデジタルマーケティングの必要性を理解しておらず、専門人材を確保できていなかったりするケースもあります。

 

 

中小企業でまずやるべきデジタルマーケティング施策

中小企業ではデジタルマーケティングに関する課題が多々あります。

ここからは、中小企業でまずやるべきデジタルマーケティング施策は何があるのか解説していきます。

自社サイト作成

 

 

まずは、デジタルマーケティングにおける集客の基盤となる自社のサイトを立ち上げましょう。

サイトを立ち上げる方法は主に2つあります。

 

1.サイト制作会社に依頼する

 

ネットなどでサイト制作会社を探し、要望を伝え、サイトを作ってもらいましょう。

メリットは専門家に依頼するため、デザイン・レイアウト・コンテンツなど完成度の高いサイトとなります。

デメリットは、初期コストが多くかかることです。小・中規模のサイトであれば、10~300万円程度かかると言われています。

 

2.ツールを購入し、自社で作成する

 

もうひとつの方法は、サイトが作成できるツールを購入し、自社で作成することです。

ツールにもよりますが、プログラミングなどの専門知識がなくてもドラッグ&ドロップでサイトを作成できるものもあります。

メリットは、サイト制作会社に依頼するより低コストで対応できる点です。

デメリットは、サイトを作成する時間がかかること、デザイン・レイアウト・コンテンツの完成度を上げるためには、担当者自身で勉強が必要なことが挙げられます。

 

どちらもメリット・デメリットがありますので、自社の状況に応じ適切な方法を選択しましょう!

メルマガの活用

 

 

次にメルマガ(メールマガジン)の活用を考えましょう。

メルマガを配信することで、休眠顧客の掘り起こしや、興味・関心がある顧客に対して、購入促進のアプローチができます。

 

メルマガを配信するためには、配信リストとメール配信ツールの購入が必要です。

 

配信リストについて、電子化された顧客情報がない場合、名刺情報を活用することを考えましょう。

例えば、無料の名刺管理アプリを導入します。

名刺管理アプリのOCR機能を利用して、名刺をスキャンし顧客情報を取り込みます。

名刺管理アプリからCSVをダウンロードして、メール配信ツールへアップロードすると、配信リストが完成します。

 

メール配信ツールは、機能やメール配信上限数などにより、無料のものから月に数万円するものもあります。

無料で一定期間トライアルできるツールもあり、まずはトライアルで試してみて、使い勝手や機能性を確かめましょう。

 

メール配信ツールのご紹介

 

代表的なメール配信ツールを3つご紹介します。

 

1.Blastmail

 

 

Blastmailは、「かんたん」「シンプル」「低価格」に特徴があるメール配信ツールです。

18000社以上で利用されてます。

メールの開封率、クリック率などの効果測定ができ、Standardプラン以上では迷惑メール対策(DKIM署名)も備わっています。

料金はLightプランで月額3000円~、Standardプランで月額6000円~です。

 

Blastmailの詳細は下記をご覧ください。

https://blastmail.jp/

 

2.配配メール

 

配配メールは、費用対効果にこだわったメール配信ツールです。

特徴は、開封率・クリック率を上げるポイントがメール作成時に表示され、効果的なメール作成をアシストする機能がある点です。

さらに分析機能も充実しており、開封率の高い曜日や時間がわかるヒートマップや、業種業態・配信も目的別にスコアを確認することができます。

料金はお問い合わせください!

 

配配メールの詳細は下記をご覧ください。

https://www.hai2mail.jp/

 

3.HubSpot

 

HubSpotの特徴は、メルマガ配信・分析だけでなく、サイト/ランディングページの作成・顧客情報の管理(CRM機能)などを一つのツールで対応できることです。

料金は、月額6000円から始めることができます。

 

HubSpotの詳細は下記をご覧ください。

https://www.hubspot.jp/

 

SNSの活用

 

 

SNSは、無料で使えるデジタルマーケティングツールとして非常にお勧めです。

個人で利用しているケースも多く、企業も取り入れやすいかと思います。

 

SNSは多数ありますが、「X」「Facebook」「Instagram」は皆さんもよくご存じですね!

また、最近では「TikTok」など動画が主流になってきています。

各SNSの特徴については、下記サイトでご紹介していますので、よろしければご覧ください!

3大SNS!それぞれの特徴を解説

 

まとめ

今回は「中小企業のデジタルマーケティング」というテーマで解説していきました。

人材や予算が限られる中で、デジタルマーケティングを推し進めるには、いくつかの壁にぶち当たることもあるかと思います。

壁を乗り越えて、デジタルマーケティング施策が成功したときには、他社より飛躍的に利益があがっていると思いますので、まずは第一歩を踏み出してみてください。

 

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