コラム

CRM導入での補助金活用術!

作成者: 鳥居 陽一郎|Oct 11, 2022 4:11:29 AM

 

CRMの導入を検討されている企業様も多いのではないでしょうか?

導入にあたり、補助金を活用し初期費用やランニング費用を低減させることができる場合があります。

具体的なCRM製品を例に、補助金をどう活用できるかをご紹介いたします。

 

目次

CRMとは?

補助金について

具体的なCRM製品への補助金活用方法

まとめ

 

CRMとは?

CRMについて

 

CRMとは「Customer Relationship Management」の略語で「顧客関係管理」という意味になります。顧客との円滑なコミュニケーションを図り、社員と顧客との関係性を一元的に把握して総合的に管理できるようにする手法です。

たとえば、顧客の連絡先や購入履歴、メールやソーシャルメディアなどでのコミュニケーション、商談や取引の進捗状況のチェックなどを1つのツールで管理することができます。

このように顧客との関係性に関する情報の総合的に管理することで、自社の顧客をより深く理解することができるようになります。

また、収集された情報を有効活用することができれば商品やサービスの向上だけではなく、マーケティングやセールスに直結する全社的な経営戦略などに活かしていくことも可能になります。

CRMはビジネスを展開する上で、顧客を中心に据えた営業活動に取り組むための管理手法とそのツールということになります。

 

補助金について

 

補助金の位置づけ

 

補助金の役割

 補助金は、国や自治体の政策目標(目指す姿)に合わせて、さまざまな分野で募集されており
 事業者の取り組みをサポートするために資金の一部を給付するというものです。

 

補助金の注意点

・必ずしも、事業の全額が補助されるわけではありません
 補助金は、必ずしもすべての経費がもらえる訳ではありません。
 事前に補助対象となる経費・補助の割合・上限額などを確認する必要があります。

・補助の有無や補助の額については審査があります。
 融資などとは異なりお金を返済する必要はありませんが、補助金には審査があるので、
 「申請したら必ずもらえる」というものではありません。補助の有無や金額は「事前の審査」
 と「事後の検査」によって決まります。また、原則、補助金は後払い(精算払い)なので、
 事業の実施後に必要書類を提出して検査を受けた後、受け取ることができます。

 

補助金の種類は?

 

デジタル化/DXで活用できる補助金は多数ありますが、主なものは以下となります

補助金や助成金は数千ありますので、事業開始前のタイミングでの情報収集が非常に重要となります。

 

補助金の特徴は?

 

補助金は「投資の規模」、「実施する施策内容」に合う補助金を選ぶことが重要です。

 

 

具体的なCRM製品への補助金活用方法

では具体的な補助金の活用方法CRMツールあるHubSpotを例にご紹介いたします。


■「小規模持続化補助金」を活用した例

 

 

 

 

 

・小規模持続化補助金は小規模事業者等が今後複 数年にわたり相次いで直面する
 制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス制度 の導入等)等に
 対応するため、小規模事業者等が取り組む
販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、
 地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的としています。

通常枠の補助金上限は50万円で補助率は2/3であるため75万円まで申請できます。

 

 

小規模持続化補助金の対象となる事業

 

補助金の対象となる事業としては策定した「経営計画」に基づいて実施する、地道な販路開拓等のための取組であること。あるいは、販路開拓等の取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組であること という条件があります。

CRMは販路開拓のために必要となるウェブサイトの構築や顧客データの保管、顧客データを活用するためのソフトウェアとなりますので、補助金の対象となる事業に合致します。

 

具体的な申請内容例

 

今年度からウェブサイト関連費は補助金額額の1/4となったため、
ウェブサイト構築費用を申請全体費用の1/4に抑えて申請する必要があります。

申請内訳(補助事業期間は7カ月と想定)

HubSpot CRM Suite Starter  6,000/×7カ月= 4.2万

HubSpot導入支援:40万円(1式:3か月)

ランディングページ作成費用  10万円(1式:2週間)

補助金申請合計:542,000円 補助金額:400,650円

 

 

 

■「IT導入補助金」を活用した例

 

・IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートする補助金です。

 

具体的な申請内容例

 

①CRM Suite Starter(HubSpot)【マーケティングコンタクト10,000件追加まで】

Marketing Hub Starter、Sales Hub Starter、Service Hub Starter、Operations Hub Starterがバンドルされています。

このパッケージは、潜在顧客発掘から、顧客醸成、マーケティングから営業への橋渡し、顧客管理、アフターサービスなどEnd-to-Endの案件ライフフローを複数HubSpot製品(バンドル)の機能を活用して、最初はスモール規模で始めたいというお客様に最適です。 

採択された場合の成功イメージ:「HubSpotの1年間のライセンス使用料」+「デジ革デジマご一緒サービス(マーケティングコンサルテーション、導入、運用開始支援)」で通常103万円(税抜き)のところ、IT補助金の認可を受ければ、最小で51.5万円まで費用が抑えられます。[通常枠A類型] 

 

①CRM Suite Starter(HubSpot)【マーケティングコンタクト10,000件追加まで】

Marketing Hub Starter、Sales Hub Starter、Service Hub Starter、Operations Hub Starterがバンドルされています。

このパッケージは、潜在顧客発掘から、顧客醸成、マーケティングから営業への橋渡し、顧客管理、アフターサービスなどEnd-to-Endの案件ライフフローを複数HubSpot製品(バンドル)の機能を活用して、最初はスモール規模で始めたいというお客様に最適です。 

採択された場合の成功イメージ:「HubSpotの1年間のライセンス使用料」+「デジ革デジマご一緒サービス(マーケティングコンサルテーション、導入、運用開始支援)」で通常103万円(税抜き)のところ、IT補助金の認可を受ければ、最小で51.5万円まで費用が抑えられます。[通常枠A類型] 

 

HubSpot Sales Hub Professional【5ユーザーまで】

見込み顧客に関する情報を把握し、取引開始までの煩雑な作業を自動化して、多くの取引を効率的に成約へと導くための、生産性に優れた営業支援CRMソフトウェア

このパッケージは顧客情報を最大限に営業に活用し、かつ、各営業担当の目標/実績をリアルタイムに把握・管理したいお客様に最適です。

採択された場合の成功イメージ:「HubSpotの1年間のライセンス使用料」+「デジ革デジマご一緒サービス(マーケティングコンサルテーション、導入、運用開始支援)」で通常112万円(税抜き)のところ、IT補助金の認可を受ければ、最小で56万円まで費用が抑えられます。[通常枠A類型]

 

 

 

まとめ

 

弊社ではHubSpotの検討や導入に関する伴走サービスDXに向けた補助金の活用支援サービスご提供しております。


このようなお悩み・ご要望をお持ちのお客様はぜひ弊社へお問い合わせください

 ・自社に無料版のCRMツールを導入したら何ができるか知りたい。

 ・具体的なCRMの活用方法を知りたい。

 ・導入に向けた相談がしたい。

 ・CRMツールを導入したが使いこなせていない

 ・補助金を活用し、CRMを導入したい。

 

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