本日はチャットボットについてご紹介していきたいと思います。
本記事では、前半でチャットボットとはどのようなものかを説明し、後半では人材採用への活用方法をまとめています。
人材派遣会社で「求職者が集まらない・・・」「求職者からの問い合わせ対応に時間がかかっている・・・」などお悩みの方には必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までご一読いただけますと幸いです。
チャットボットとは、「チャット(会話)」+「ボット(ロボット)」を掛け合わせた造語で、ユーザーの入力するテキストや音声に対して、ロボットが自動的に回答する会話型システムのことです。
チャットボットは下記カオスマップを見てもわかる通り、世の中にたくさん出回っています。
出典:株式会社アイスマイリー https://aismiley.co.jp/ai_news/chatbot-chaosmap-latest-edition/
実は当社のサイトである「求人ジョブズ」にもチャットボットを導入しています。
主に、派遣求職者の仕事探し、求人応募などに利用しています。
チャットボットは大きく分けて2種類存在します。
1つ目はAI型、2つ目は非AI型です。それぞれの特徴について下記の通りです。
特徴をよく理解したうえで、要件にあった製品を選択していくことが重要になります。
AI型 | 非AI型 |
・数が多いFAQに使用される |
・数が少ないFAQ、資料請求や応募受付に使用される |
・大量のデータが必要となる |
・簡単に作ることができる |
・学習に時間がかかる |
・AI型と比較すると安い傾向にある |
・非AI型と比較すると高い傾向にある |
チャットボットを導入することで「お客様」だけでなく、「企業」や「社内のメンバー」にまでメリットを享受することができます。
ここではそれぞれの代表的なメリットを紹介いたします。
■お客様のメリット
①24時間365日問い合わせに回答できるので、その場で困りごとに対応してもらえる
②聞きたいことを次々と問いかけてくれるので、コミュニケーションがスムーズに進む
■企業側のメリット
①声データを蓄積・解析し、改善・改革のアイデアを発掘できる素地ができる
②デジタル化されたお客様の声が可視化され多数部門で活用できる
■社内メンバーのメリット
①問い合わせ時間短縮により、本来の業務、ビジネス変革に時間を割くことができる
②担当者が変わっても同品質で対応できる
ここまで、チャットボットをご紹介してきました。
チャットボットを人材採用へどのように活用することができるか、具体的に3つの事例をあげてみました。
求職者が求めている求人情報を検索する用途で利用します。
チャットボットで求人情報の探す条件(例:勤務地)を入力することで、検索条件に合致したウェブサイトページに遷移させることができます。
検索条件は求職者から人気のある「勤務地」「給料」で検索できるようにすると効果的です。
FAQとはよくある質問を意味します。
チャットボットにおいては、求職者が聞きたいこととその回答を準備しておきます。
過去の問い合わせ内容から、FAQを洗い出せるとスムーズです。
求職者の求人への応募/派遣登録、及び面接日程調整のために利用します。
求職者の応募/派遣登録については、自社で登録に必要な個人情報を聞き出していきます。
その際の個人情報の入力項目をできるだけ少なくすることで、求職者に最後まで入力してもらうことができます。
面接日程調整については、チャットボット製品によりますが、outlook/Googleのカレンダーと連携し、求職者が面接日時を入力すると、カレンダー側に反映させることができます。
今回はチャットボットと人材採用への活用方法についてご紹介いたしました。
最後に今回の記事の内容をまとめました。
■チャットボットの紹介
・チャットボットは世の中にたくさん出回っている
・チャットボットにはAI型/非AI型があり、それぞれメリットデメリットがある
■人材採用へのチャットボットの活用方法
・仕事探し
・FAQの回答
・求職者の応募、面接日程調整
ぜひ自社の人材採用に活用頂ければ幸いです。
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